【試験に向けて】当日の持ち物まとめ
こんにちは。
東大生気象予報士のゆきまるです。
今回は、気象予報士試験の本番に持っていく持ち物について紹介したいと思います。
気象予報士試験に限らず、模試やセンター試験、入学試験など、あらゆる試験に活用できる内容になっていると思うので、ぜひご覧になってください。
記事の終わりには持ち物のチェックリストも用意してあります。
さて、気象予報士試験の受験案内書に記されている、机の上に置いてよいものは以下のようになっています。
- 鉛筆またはシャープペンシル(いずれも HB 黒)
- プラスチック製消しゴム
- ものさしまたは定規(分度器付きのものは不可)
- コンパスまたはディバイダ
- 色鉛筆
- 色ボールペン
- マーカーペン
- ルーペ
- ペーパークリップ
- 時計
- (電卓・分度器は不可)
これらを踏まえた上で、当日何を持っていくとよいのか見ていきましょう。
受験票
受験番号の把握や、受験者証明のために必須です。気象予報士試験に限らず、まず最初にバックに入れたか確認しましょう。念のためコピーをとっておくと安心です。
鉛筆・シャープペンシル
学科試験はマークシート形式で行われます。また実技試験は記述式ですが、消しゴムで修正することが多々あります。ですので、解答の筆記用具としては、ボールペンなどではなく、鉛筆・シャープペンシルを用いましょう。色は黒にしましょう。硬さとしては、HBが推奨されているようですね。
鉛筆削り
鉛筆を使う方向けの用具ですね。休憩時間中に、鉛筆を適度に削って試験に備えるとよいでしょう。
シャープペンシル(やコンパス)の替え芯
こちらはシャープペンシルを使う方向けですね。
私ゆきまるは、試験本番に替え芯ケースを机の上に置いていたところ、注意を受けてしまいましたので、あらかじめ芯を数本シャープペンシルに補充しておくのが無難かもしれません。
輪ゴム・鉛筆キャップ
鉛筆は机の上で容易に転がります。試験中に床に落として、監督の方に拾ってもらってもらうのは、時間のロスにもなりますし、精神面上もあまりよくありません。なので、転がりにくい多角形の鉛筆を使うか、転がらない仕様の鉛筆キャップをつけておくか、輪ゴムで束にしてまとめておくと机の上でも転がりません。
消しゴム
解答を書き直すことは多々あるので、必須の文具ですね。机の上から落下したときのことを考慮して、2個ほど持っていくのがおすすめです。
色鉛筆・色ボールペン・マーカーペン
天気図の解析をするときに使います。問題文の重要単語に印をつけるのにも使えますね。むやみやたらにたくさんの色を持っていくのではなく、普段から使っている色だけを持っていくとよいでしょう。
定規
天気図上で、長さを測るときに使います。また、実技試験で、問題用紙から天気図の束を点線で切り離すときに、問題用紙を押さえるのにも使えますね。
ペーパークリップ
気象予報士試験では、大量の枚数の天気図を扱います。問題を解いているうちにバラバラになってしまい、探す手間が生じてしまうのを防ぐのにクリップを使います。
ルーペ
問題文の文字が読み取りづらい方には必須です。天気図が細々としていて見づらいときにも使えますね。
コンパス・ディバイダ
以前コンパスの活用法の記事でも紹介したように、コンパスは非常に便利です。低気圧の中心の位置の転写、暴風域の把握、などその用途は多岐に渡ります。忘れないように気をつけましょう。
時計
試験会場には時計がないこともありますし、時計がずれている可能性もあります。また、実技試験は、時間内に解き終わらないこともあるほどのかなりの分量ですので、時間の管理は大変重要になります。持ち込みは任意となっていますが、気象予報士試験に限らず、あらゆる試験で必須のアイテムだと思います。音の出ない時計を持っていくようにしましょう。
セロハンテープ
先程鉛筆の落下防止についてお話ししたように、試験中に物を机から落とすのはなるべく避けたいところです。机の上には筆記用具以外に、落下しやすいものとして受験票があります。天気図を何度もめくる気象予報士試験においては、特に受験票を落下しやすいと言えます。これを防ぐために、セロハンテープを用いて、受験票を机に貼り付けておくといいかもしれません。
段ボールの切れ端・厚紙
会場次第ではありますが、机がガタつくことがあります。このせいで集中力が削がれたりしてはあまりに勿体無いです。なるべく良い環境下で受験するためにも、対策としてオススメなのがガタつく足と床の間に、折りたたんだ段ボールや厚紙を挟むことです。厚さは少し足りないかもしれませんが、ティッシュペーパーを折りたたんで挟み込んでもよいですね。
教材・ノート
試験が始まるまでの間や、休憩時間にも勉強することができます。現在天気や雲の記号の確認など、暗記する事柄の多い気象予報士試験では、直前の学習も効果的かもしれません。普段から使い慣れている教材やノートを持っていくと頼りになりますね。また、試験直前にサッと見通しできるように、要点をまとめたノートをつくっておくといいかもしれません。
イヤホン・耳栓
休憩時間には疲れた頭を癒したり、緊張をほぐしたりとなるべくリラックスしたいものです。自分の世界に没頭するのに、イヤホンや耳栓は一役買ってくれます。ただし、くれぐれも音漏れには注意です。
携帯電話・スマートフォン
いざというときの連絡手段や、道に迷ったときに地図を見るためにも必要です。ただし、試験中には電源を切り、音が出ず、振動しないようにしましょう。万が一試験中に音を立ててしまうと、周りにも迷惑がかかりますし、自身の精神衛生上もよくありません。
モバイルバッテリー
もしスマートフォンの充電に自信がない、という方は持っていくとよいでしょう。モバイルバッテリー自体にも、事前に充電しておくことを忘れないようにしましょう。
財布・ICカード
交通機関を利用したり、飲み物を買ったりと、何かと現金・ICカードは手放せません。十分な金額を用意しておくとともに、小銭や千円札も十分に用意しておくとよいでしょう(自動販売機では千円札以下しか使用できないので)。
保険証・身分証明証
万が一のために携帯しておきましょう。また車で試験場へ向かう方は、くれぐれも運転免許証を忘れないようにしましょう。
メガネ・コンタクト
当然ですが、問題が見えないと解答できません。問題用紙を見るのに適した道具を必ず持参しましょう。コンタクトレンズの方も、予備のコンタクトやメガネを持っていくと安心です。
薬(目薬や胃腸薬など)
常備薬がある方は、なるべく持っていきましょう。ただし、眠くなるなどの副作用がある場合には、飲むタイミングに注意する必要があります。
マスク
突然風邪を引くかもしれませんし、何かとマスクをつけたい場面があるかと思います。数枚忍ばせておくと安心です。
雨具
気象予報士を目指す者としても(?)、雨には降られたくないものです。事前に天気の状況をよく確認して、必要そうならば折り畳み傘などを持っていきましょう。
ハンカチ・ティッシュ
何かと必要になりますね。暑い季節ならば、汗拭き用に厚手のハンカチやタオルがあるとよいでしょう。
防寒具・手袋・カイロ・膝掛け
冬場の試験の場合、会場は暖房で暖かいこともあれば、冷えていることもあります。着脱でき、温度調節のしやすい服装にするとよいでしょう。また、冬場に手がかじかむと、思ったように筆記ができなくなってしまいます。手袋やカイロを持参して対策しましょう。
夏場の場合、冷房が効きすぎていて冷えてしまうことがあるので、膝掛けなどがあると安心ですね。
飲み物
休憩時間が短くて買いに行く暇がなかったり、慣れない会場ですと、自動販売機が見つからないことがあります。事前に購入しておくと安心ですね。
私ゆきまるは、大事な試験を受ける際には、気分転換用の甘い飲み物(午後の紅茶など)、カフェイン摂取のためのコーヒー、口の中をすっきりさせるためのお茶の三本を用意しています。
ただしカフェインを含むコーヒーなどは、トイレの頻度が高まってしまうので注意ですね。
お昼ごはん
慣れない会場では、少ない休憩時間にお昼ごはんを買いに行ったり、食べに行ったりする余裕がない可能性があります。近くにコンビニなどがある場合でも、たくさんの受験生が殺到し、目当てのものが買えなかったり、レジに長時間並ぶ可能性もあります。事前に準備しておくとよいでしょう。
お菓子
休憩時間に脳をリフレッシュさせるために、チョコレートなどがあるといいかもしれません。こちらも当日買うのではなく、あらかじめ買っておくのがオススメです。
ビニール袋
お菓子の包みや消しカスなど、試験会場でも何かとゴミが出てしまいます。ゴミ袋として持っておくとよいでしょう。
リップなど
リップやハンドクリームの類など、普段欠かせないものがある方は持っていきましょう。
ヘアゴム
髪が長い方で、勉強中に邪魔にならないよう髪を結ぶ方はぜひ持っていきましょう。
お守り
お守りがある方はぜひ持っていきましょう。大丈夫だと思っていても、いざ会場に着くと緊張することもあります。そんなときにお守りがあると心強いですね。
まとめ
今回は試験に持っていくものについて紹介しました。
事前に準備できることで、試験本番の精神的・肉体的ストレスを軽減できることがあればなるべくやっておきたいものです。その一つが持ち物をよく考えておくことだと思います。試験当日何時に起きて、どの経路で会場へ行き、休憩時間はどう過ごすのか、などといったことをあらかじめ脳内でシュミレーションし、それに必要な物品をあらかじめ用意しておくようにしましょう。
また持ち物は前日ではなく、3日前にはおおむね決めていたほうが良いかと思います。新たに購入しないといけないものが発覚したときに、試験直前では慌ててしまいますからね。
また、意識すべきことは、試験本番でいかに実力を発揮できる環境をつくるか、または、いかに普段勉強しているのと同じ環境をつくれるか、ということです。持ち物にこだわることで、少しでもよい環境づくりができるのではないかとゆきまるは考えております。
最後に、今回の記事で紹介した持ち物のチェックリストを用意しましたので、ぜひご活用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。